ウク日記

ウクレレ女子makanaの練習日記。

テイラーロードショー@山野楽器 ギタースポット

ウクピクの後は川崎へ。山野楽器 ギタースポットさんで開催された Taylor Road Show に行ってきました。

川崎は1回降りたことがあるのですが、山野楽器の場所がわからなさすぎてだいぶ迷いました。建物入り組みすぎ…。なのでちょっと遅刻してしまいましたよ。

実は7月からスラックキーギターを始めたマカナ。
今年の春に突然やりたくなって、ウクレレの先生に相談していたのですが(先生は本当はスラッキーのプロなので)7月になって生徒が集まったから教室を開くとのこと。1回遅れで参加しています。(月に2回←ウクレレより多い)

今は家に転がっていたリトルマーチンを使っていて、先生も「そのギター、すごくスラッキー向き。そのままで充分ですよ」と言ってくれているのですがやっぱり自分の欲しい…。そんな中同じミニギターのくくりでベイビーテイラーの存在を知り、ベイビーテイラーよりちょっと大きいGS miniの存在を知り…テイラーってなんてかわいいギターメーカーなの!!!と大盛り上がり。

まだ何も弾ける状態ではありませんが、先日ギター屋さんへ赴き優しい店員さんにチューニングを変えてもらって(スラッキーは通常チューニングとは違うタロパッチチューニング(オープンG)なのでお世話かけます)GS miniと、国産で気になるK.yairiを弾いてみたのですが

…?なんか違う…。
同じ場所で弾いてないのでなんとも言えませんが先生がリトルマーチン推しだったのがよくわかる音の加減。

そもそも、こんなに種類があってそれぞれどう違うのよ?

と疑問を持ったところに見たロードショーのお知らせ。

しかもウクピク終わって間に合う時間。グッドタイミング♪

f:id:makanas:20170731220151j:plain

遅れて入っていきながら、本当に申し訳ないのですが
私には絶対的に、圧倒的に好きな顔というのがありまして、
当日お話をしてくださったテイラーの虎岩さん(写真)が
ドンピシャ(笑

でもちゃんとお話を聞いてきましたよ!

以下要約 ---------------------------------------------------------- 

★音が変わる三大要素

  1. 形(shape)
  2. 材(wood)
  3. 人(player)

テイラーのフィロソフィー「Find YOUR Fit」(our ではない、あくまでもyour とのこと)
1日650本作る米国最大のメーカーですが1974年創立。(私と3つしか違わないw)
初代ビルダーが現役のメーカーはテイラーPRSエレキギターの会社)のみ。
虎岩さんは「西海岸のヒッピーの会社」と言ってましたw
創立者のボブ・テイラーさんがギターを作り、カート・リスタグさんがそれを売る。売ったお金で部品を買い、また作る…そうして大きくなった会社だそうです。

そして同じ素材で形違いの5つを虎岩さんが弾き比べてくれました。

同じメーカーの同じ素材ですよ、なのに音の響き方が全然違う。
もちろん温度湿度を管理された静かな空間で。ですが弾き方によっても全然違う。
例えばグランド・シンフォニー(GS)より小さなボディのグランド・コンサート(GC)は、ジャカジャカ弾けばもちろんGSより音が小さいのですが、フィンガーピッキングだとGCの方が音が大きくなる。びっくりです。形というのは響き方にそんなに影響するものなのです。

さらに次には同じ形で素材違いの弾き比べ。
ジャラ〜んと弾いたときに

  • シトカスプルース(トップ)+ローズウッド(ボディ):中域がカットされ低域と高域がブーストされる
  • シトカスプルース+サペル:音がマイルド。高域と低域がローズウッドに比べて狭いが中域が豊かなので優しい・柔らかい・暖かい音がする
  • シトカスプルース+オバンコール(アフリカンローズウッド):高域が豊かで強調されている。中域低域はフラット
  • シトカスプルース+メープル:音の立ち上がりがよく透明性が高い。木の特性があまりなく高域から低域までフラット。(木の特性がないのでプレーヤーの意思が出しやすい)
  • オールマホガニー:ブルース向きの優しい音
  • マホガニー+ブラックウッド:聞き逃したか、メモなし(๑•̆૩•̆)
  • オールハワイアンコア:ハワイ島の標高3000メートル以上で採れるハワイアンコアは虎目がよく出る。低域と高域もよく出て、中域もリッチ。

この違い、説明されるとよくわかりますが、なんせ初心者。聞いてるうちにわからなくなっちゃう。聞いた感じはオールマホガニーが柔らかくて好きだったかも。でもスラッキー向きかというとそれがわからない。さらに先入観というかハワイアンコアはどうしても気になります。

 

ここまでで前半が終了。しばし休憩&試奏タイム。
私は通常チューニングではタロパッチ以上に何もできないのでお手洗いに退避w

 

休憩明けから今度はテイラーのこだわりのお話。

  • ネックの話。
    テイラーのギターはネックがボディに接着ではなくボルト3本で固定されています。それは後からでもネックの仕込み角を変えられること、どのメーカーの弦を使ってもそれに合わせて弦高が変えられることなどのメリットから。そのために製造の最終工程での仕組みなど。 
  • そしてネックはアカデミーモデルから高いものまで全て同じ仕組みで作られています。
  • ピックアップの話。
    ピックアップはデフォルトでついていて、これもベイビーテイラーから高いものまで共通のもの。ピックアップも自社で作って?いるのは珍しいことで、「ピックアップを通した音」にならないピックアップを作っている。
    ↑コレ!!!虎岩さんが生で弾いてる途中でだんだんとピックアップを通す音に切り替えてくれたのですがその境目がわからなくて。どうしてもウクレレでピックアップにアレルギーのある私ですがこれならいいかも!と思ってしまった。ウクレレもこうなればいいのに。
  • ギター管理の話。
    チューニングしたらしっぱなしで、ゆるめない。ゆるめるのは弦の交換の時だけ。音を変える時が一番負荷がかかります。
    モダンなテクノロジーでデザインされたギターなのでゆるめないとネックがそるとかはもうない。
  • 湿度管理。
    ギターにとってベストな湿度は50%。
    40〜60%に収めておければよし。ギターは押し売りしませんが、デジタルの湿度計と調湿マットは今日買って行ってほしいとのことw
    湿度によって夏は木材がふくらみ、ブリッジが浮くと弦高が高くなる。ボディが重くなる。
    冬は乾燥して縮むのでネックが細くなる。でもフレットは金属でそのままだからバリがでる
    湿度計はギターケースに入れて。調湿マットも入れるといい。
    ハードケースも木でできていることをお忘れなくー。

そして最後に T5z という面白いギターを紹介してくれました。

これはアコギとエレキのハイブリッドで、ブリッジはアコースティックですが、デフォルトの弦はエレキのもの。ピックアップが3箇所についていて、それぞれ調節可能なのですが
まさにエレキの音もアコギの音も出てびっくりしました。
ライブで一曲だけアコギが欲しいのにそれだけのために持ってくの面倒だなーって人に重宝するそうです。
私には一生かかっても必要ないギターですが面白かったです。こんな時代なのか!って思って。

 

まとめ。

テイラーギターの共通のスペック

  1. ネック
  2. ピックアップ
  3. 木を使っています

合板が当たり前の世の中、ボブ・テイラーさんは一線を退きましたが現在は森林保護に奔走しています。今年からローズウッドがワシントン条約により気軽に使えなくなり木材の確保は死活問題となっています。

特にエボニー(黒檀)は現在アフリカのカマルーンという国のみで合法に輸出可能で最後のエボニーと呼ばれています。
テイラーはカマルーンに製材工場を作りサプライヤーとしても活動しています。

驚きなのは、ピアノの黒鍵などに用いられるように当たり前に黒色だと思ってたエボニーは黒くないということ。1/10の黒いエボニーを求めて森林がどんどん破壊されていったそうです。また切られるだけで植えることをしなかったので本当に貴重なものになってしまった。テイラー社はエボニーの植林にも成功しました。そして黒くないエボニーも同等の価格で買い取り、スモーキーエボニーと名付けてエボニーが黒くないことを世界に広めようとしています。しかも、スモーキーエボニーを取り入れたギターは低価格帯のものではなく、高いギターに取り入れられたとか!すごいことだ!

約1時間半、米国の音楽学校で理論を教えていたという虎岩先生の講義でした。(ここ、あとで試験に出るからちゃんと聞いといて〜とか言われて。)

そして最後にテイラーギターを使っている若手シンガーの女の子がミニライブを。

f:id:makanas:20170731231149j:plain

最初に倉沢よしえ(@y_kurasawa)さん。
ギターはGCを使っているそうです。身長148cmだから〜って。

f:id:makanas:20170731231204j:plain

そして晴田悠加@harutayuuka)さん
この子!歌もギターも上手でした。ギターはGAだそうです。時々リズムが崩れるんだけど声の使い分けとかちゃんとしてて。なんでこういう子がヒットしないんだろう?まだハタチとのこと。がんばれーオバチャン応援してるからーw

終わってからスラッキー用に適してるものは…とか聞ければよかったのですがなんせどストライクな虎岩さんなので…何も聞けずに帰ってきてしまいました←小心者。

 

f:id:makanas:20170731233205j:plain

お土産にいただいたものの中には虎岩さんが話してくださった形と素材の話やテイラーの自然保護活動について書かれたものとカタログと木のコースターとステッカー!

ステッカー超かわいい。譜面ファイルに貼っちゃおうかな。

テイラーのこだわりなど深いお話を聞くことができて、テイラーという会社がさらに好きになりました。今までは単に形かわいい!だけだったけど植林のお話とか聞いちゃうと惚れてまうやろー。カニレアと一緒ですね。メーカーとしての責任というか。

得た知識をふまえて、先生に相談しよ。さらにお財布とも。
だってウクレレみたいにちょっと頑張れば買える金額じゃない(汗
ウクレレみたいにならないように周りに相談してよく考えて決めようと思います。

テイラーロードショー楽しかったー♪

 

ブログランキングに参加しています!ポチッとお願いします→にほんブログ村 音楽ブログ ウクレレ・ハワイアンへ